こんにちは。社会保険労務士の小辰です。
今回は毎年6月～７月にかけて行われる社会保険の算定基礎届のスポット対応についてのご案内です。
毎年6月上旬ごろに茶色の封筒で届くやつです。
社会保険の適用がある会社においては毎年必要な手続きとなりますが、年に１度の手続きですので社会保険労務士を顧問に付けておられない企業においては自社での対応になるかと思います。
そんな時はスポットでのご依頼で算定基礎届の手続きを社会保険労務士にお任せしてみてはどうでしょうか？
今回は算定基礎届のスポット対応についてのご案内をいたします。
算定基礎届とは？
算定基礎届とは、社会保険（健康保険・厚生年金保険）の保険料を決定するために、毎年7月に提出する重要な書類です。対
象となるのは、4月から6月の3か月間に支給された賃金で、この平均額をもとに「標準報酬月額」が決定され、9月から翌年8
月までの社会保険料に反映されます。給与が大きく変動しない限り、この金額が1年間の保険料の基準となるため、適切な届
出が重要です。事業主が作成・提出する義務があり、提出漏れや誤りがあると従業員に不利益が生じる場合もあります。正確
な届出で、従業員の安心にもつながります。
社会保険労務士に依頼するメリット
算定基礎届は、従業員の賃金や勤務状況を正確に把握し、社会保険料を適正に決定するための重要な手続きです。
しかし、作成には給与計算や社会保険制度の正確な知識が必要であり、ミスがあると従業員の毎月の社会保険料や将来の年金額に影響を及ぼす恐れもあります。
曖昧な知識で対応してしまい、本来の標準報酬月額と異なる保険料となってしまい、結果的に従業員の方に迷惑をかけてしまうというケースも多くみられます。
社会保険労務士に依頼することで、正確かつ迅速な届出が可能になります。給与データのチェックや標準報酬月額の算定を適切に行い、ミスや漏れを防止できます。
また、制度改正や特殊なケースにも対応できるため、安心して業務を任せられます。
毎年の提出業務の負担が軽減され、本業に集中できるというメリットもあります。
年に１度の手続きになりますので1から調べ直すという手間も省けます。
料金について
従業員様10名未満（役員含む）の事業所様で16,500円（税込み）にて対応いたします。
10名以上の事業所様の場合は従業員数に応じて金額を少し上乗せさせていただきます。
正式な受託前にきちんと金額はお伝えしますので、ご安心ください。
おわりに
今回は算定基礎届のスポット対応について書かせていただきました。
内容や料金などに関してご不明な点等ございましたらご連絡ください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
