滋賀県東近江市で社会保険労務士をしております小辰知己です。
人手不足により現在は人材の確保がとても難しくなっております。
様々な求人媒体がありますが、弊所としてはハローワークの求人票をまずはしっかりと作りこむことをお勧めしております。
私も作成の支援をする中で様々な会社の求人票を見させていただきました。
その中で「もっとこうしたらいいのに」と感じることがよくあります。
今回は私が感じている「もっとこうしたらいいのに」をご紹介します。
誰でも簡単に取り組める内容かと思いますので、ぜひ活用してください。
求人票の情報量が少なすぎる
まず一つ目は求人票の情報量が少なすぎる会社がとても多いです。
ご存じかと思いますが、求人票には各項目に字数制限があります。
無限に書けるわけでは無いのですが、字数制限範囲内でしっかりと埋めることが重要です。
ですが、世の中の求人票の大半は情報量が少なすぎます。
内容がしっかりと書かれている求人票とそうでない求人票。
求職者が関心を持つのは当然内容がしっかりと書かれている求人票です。
想像してもらえばわかるかと思いますが、求職者の履歴書の内容がスカスカであれば会社側もそもそも面接をしようと思わないことが多いかと思います。
それと同じイメージです。
ですので会社の情報をしっかり整理して求人票の内容を埋めていくことをお勧めします。
しっかりと埋めていくための取り組みとして些細なことでも書き出してみることがお勧めです。
会社側がメリットと思っていないことでも実は他社には無いことであったり、求職者からすればメリットに移ることも多くあります。
情報量の多い求人票。それだけで他社との差別化になります。
経験者、未経験者で求人票を分ける
採用を検討するにあたってどういった人を採用するか?採用したいか?という視点があります。
性別、学歴、年齢、会社に合うか?など様々な要素があると言えるでしょう。
そのなかで代表的なものとして実務の経験者を採用するのか、それとも未経験者を採用するのか?という点です。
経験者であれば即戦力として働いてもらえますし、指導・教育のコストも未経験者よりもかからないです。
企業も本音は経験者の方が良いと思っているケースも多いと言えるでしょう。
半面、経験者を求めている企業の方が多いため採用における競争が激しいです。また経験者のみに絞った求人票の場合はどうしても応募の間口が狭くなってしまいます。
そのため、多くの企業の求人票で経験者・未経験者共に応募可能としている求人票が多いです。
それ自体は良いのですが、1枚の求人票で経験者、未経験者両方の応募を可としているため会社はどういった人を求めているのか?が求職者に伝わりにくいです。
求人票に未経験者歓迎!と書かれていたとしても別の箇所に”経験者優遇”と書かれていたとしたら、せっかく未経験で応募をしてみようと思った人がいたとしても「経験者の方がいいのか、、、」となってしまい、応募に繋がりません。
また経験者と未経験者では賃金面の条件も大きく異なるかと思います。
よくある求人票で月給20万~50万といった求人票がありますが、これでは求職者は自分がいくらぐらいの給与が貰えるのかがとてもわかりにくいです。
こういった事を防ぐために求人票を出す場合は経験者用と未経験者用で分けて作成することをお勧めします。
経験者用の求人票では経験者に特化した内容の求人票にすればよいですし、未経験者用の求人票であれば未経験の方向けの内容にして作成します。
そうすることで情報がきちんと分散され、求職者が理解しやすい内容となります。
ハローワークの求人票は作成が無料ですので、求人票の件数が増えても費用が発生することもありません。
ぜひご活用ください。
抽象的な表現を避け、具体的な表現で書く
抽象的な表現は避けて書くことが望ましいです。
抽象的な表現として代表的なもので言えば”アットホームな職場です”とか”働きやすい職場です”といったものです。
何となく響きは良いのですが、読み手からすると抽象的であるためイマイチ伝わりません。
アットホームな職場であることをアピールしたいのであれば具体的にどういった点がアットホームなのか?といった点を言語化する必要があります。
具体的なエピソードなど交えると良いと言えます。
例えば弊所のクライアントで舗装業の会社があります。
住宅街の舗装工事をされた際に近隣住民から「挨拶が丁寧」とか「マナーが素晴らしい」といった事を言われ感謝されたそうです。
それを受けて、市から感謝状をもらったということもありました。
こういったエピソードがあれば読み手もイメージしやすいですし、従業員の人柄も伝わります。
また働きやすい職場という表現もよく使われていますが、これらも具体的にどういった取り組みがあるかなど書いていきたいです。
有給が取得しやすいのか?取得率は?子育てをされている従業員の方への配慮、残業や休日出勤の頻度、テレワークなど。
何をもって働きやすいというかは人それぞれですが、その点を具体的に書いていくことでより魅力的な求人票になっていくと言えるでしょう。
近隣の同業他社の求人票を分析する
同地域、同業種の求人票を分析することもお勧めです。
というか必ずやって欲しいです。
どれだけ求人票の内容が良かったとしても、結局見られるのは労働条件です。
ここでいう労働条件とは賃金や休日日数を指します。
当然他社よりも賃金、休日が多いほうが応募の可能性が高まります。
少なくとも近隣同業種の会社の平均よりも上の水準でないと採用は難しいと言えます。
そのため他社の求人票を分析し、労働条件の設定を行うことをお勧めします。
また他社の求人票を見ていただくと冒頭にお伝えしたように求人票の内容がとても薄いことに気が付きます。
そのため少しでも工夫した求人票を作成することで他社との差別化につながると言えます。
ぜひ一度取り組んでください。
おわりに
今回は採用につながる求人票の書き方について書きました。
これら取り組んでいただくだけで求人票は見違えると言えます。
半面、具体的にどう書けばよいか?という点でお悩みの方も多いかと思います。
弊所では求人票作成支援も行っております。
お気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
