こんにちは!滋賀県近江八幡市JR安土駅前で社会保険労務士をしている小辰知己です。
先日、男性の育児休業の取得率が40%を超えたという記事を見ました。
今回は育児休業の取得率について書きたいと思います。
男性の育児休業の取得率が40%で過去最高に
厚生労働省がまとめた令和6年度雇用均等基本調査結果で、男性の育児休業の取得率が40%を超えたことが明らかになりました。
前年度調査の約30%から大きく上昇しておりますね。
ちなみに86%という数字になります。
育児休業取得率の推移
育児休業の取得率に関しては年々上昇しております。
女性に関しては約10年前から85%前後で推移しておりますが、男性に関しては2014年度の育児休業の取得率は2.3%でした。2020年に12.7%になり、その後も上昇を続けております。
男性の育児休業の取得率が上昇している背景には、複数の要因があります。
まず、国や自治体による制度拡充が進み、男性の育休取得を促す「産後パパ育休」制度や給付率の引き上げなど、経済的・制度的な後押しが強化されました。
また、企業側でも人材確保や働き方改革の一環として育休取得を推進し、取得しやすい職場環境づくりや代替要員の確保が進んでいます。
加えて、共働き世帯の増加や、家事・育児を夫婦で分担する意識の浸透により、男性も育児に積極的に関わる価値観が広まりました。SNSやメディアでの情報発信も後押しされていると思われます。
まとめ
今回は育児休業の取得率について触れてみました。
育児休業の取得の促進は国も掲げており、その成果は数字上では反映されているように思います。
育児休業についてのご相談などありましたら是非弊所までご連絡ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。